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Core??

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体幹トレーニングに関しては

様々な意見と、必要性に関して賛否両論です。

僕個人の意見としては、

ウェイトトレーニングが十分にできる環境であれば、

特にやる必要はないと考えています。

 

体幹の役割

そもそも日本で認識されている「体幹」自体

誤って普及しています。

主な役割は「パワー移動」に関係します。

下半身で生み出されたパワーを

上半身に伝えるのに大切な役割を果たします。

そして「外からの負荷を逃がす(支える)」です。

これら2つが主な役割となります。

アスリートが頻繁に「体幹の重要性」を

口にしますが、彼らがそのように発するのは

彼ら自身の大きな筋肉(脚、背中など)が

十分に鍛わっているというのが

前提条件としてあります。

つまりある程度筋肉を鍛えてきた人でない限り

静的トレーニングである体幹トレーニングに

励んだところで非常に効率の悪いものとなります。

 

体幹に対する誤解

数年前某有名サッカー選手によって

体幹トレーニング」というものが

一躍有名になりました。

それからというもの、テレビ・雑誌などで

多くの「体幹トレーニングメソッド」が

提案され続けています。

そしてこれらは、

「シェイプアップ」「代謝アップ」など

「コアを鍛えて短時間で痩せる」

という謳い文句が多いこと多いこと。

 

結論から言うと

体幹トレーニングだけではそんな効果はないです。

 

体幹トレーニングの意義

僕自身体幹トレーニングには否定的で、

トレーナーの一部が積極的に

体幹トレーニング”だけ”を指導しているのを見ると

残念な気持ちになります。

理由としては、「効率が悪い」からです。

お金をもらい、指導している身分上、

お客さんの大切な時間を無駄に

使ってしまうのは全く理解できないです。

仮に体幹トレーニングで、

シェイプアップや筋力向上が見られるならば

指導法として間違いないでしょうが、

それでも他の方法には劣ります。

 

他の方法とは、

ウェイトトレーニングです。

例えば、「スクワット」「デッドリフト」などは

強烈に所謂「体幹」を鍛えることができます。

それも「大筋群」と一緒にです。

言い換えましょう。

「大筋群を鍛える事と並行して体幹も鍛えることができます。」

ウェイトトレーニングで並行的に鍛える事ができる部位を

わざわざ時間もとり効率の悪い体幹トレーニングに

励むのはお薦めできない理由がこれです。

 

結論

シェイプアップ、筋力向上など

テレビや雑誌などのメディアで

主に謳われている効果を狙って

体幹トレーニングを行なうのは時間の無駄です。

ある程度筋肉が鍛わっていて、

何かしらの競技のパフォーマンスアップの為に

ストレッチ感覚で取り入れることは良いでしょう。