Lose Weight
日本では未だに「カロリー理論」が蔓延っています。
カロリーだけを気にするその減量法は
間違っています
コンビニやスーパーに行けば
「0kcal」や「糖質OFF」などの表記が
とても沢山あります。
僕の顧客の中にも出会った当初は
「カロリーが低い食事を〜」とか
カロリーを気にいている感じがありました。
結論的に確かに
「摂取カロリー<消費カロリー」になれば
太ることはないんですが、
問題はそのカロリーの内訳にあります。
僕は数年前まで大学生でしたが、
当時の周りに居る女子たちの食事といえば、
朝1限目の授業の前に、菓子パンを食べ、
それに加えてミルクティー、
昼には学食でカレーを食べ、夜は無しとか。。
これは確実に高カロリーですね。
糖質過多ですけどね。笑
ダイエットに励む人は、
朝は野菜スムージー
昼は無し
夜は野菜
など、確かにカロリーは低いですね。
このカロリー低けりゃいい
って思考が大変デンジャラスなんです。
PFCバランスというものを紹介します。
P=Protein タンパク質
F=Fat 脂質
C=Carbohydrate 炭水化物
です。これらのバランスをPFCバランスと呼びます。
つまりは三大栄養素の内訳ですね。
三大って付いているので分かるかと思いますが、
非常に重要な栄養素のトップ3です。
*ビタミンも入れるべきですが。。
カロリーを低ければいいって思考は、
この三大栄養素のどれも欠く結果となります。
体内に十分な栄養素(エネルギー)がないと、
・思考力の低下
・体力低下
・パフォーマンス低下
・筋肉分解
などが普通に起こります。
この赤字でアンダーラインを引いた
「筋肉分解」こそ最悪な問題。
特に若い女の子で「食べずに痩せる」という方法で
「痩せた〜」ってバカみたいに喜ぶ人が居ますが
確かに脂肪も減るんですが、「筋肉もろとも」なのです。
結果的に代謝が落ち、元の食事に戻したら
もう増える一方になります。
筋肉もろとも落ちては
ダイエット成功とは言えません。
大失敗です。
しっかりと筋肉を動かして鍛えて
タンパク質を多量に摂取し、
脂質・糖質を適切に摂取しなければ
筋肉は落ち、ダイエットは失敗するでしょう。
例えば、体重50kgの女性の場合
上限摂取カロリー=1250kcal
P=100g(400kcal)
F=70g(630kcal)
C=55g(220kcal)
が、無理なく減量に成功できる
PFCバランスかと思います。
※運動強度や筋肉量によって異なる
この計算方法はまた後日公開します。
こんな感じで実は減量こそ
適切な栄養を適切な量摂取しなければ
いけないのです。
筋肉を削ぎ落としてまで痩せた身体は
将来的に悲惨な体型になるでしょう。